錠：2.5・5mg　散：１%
１日5〜30mg　分服

【禁忌】
1）昏睡状態、環境虚脱（悪化）
2）バルビツール酸誘導体・麻酔薬等の中枢神経抑制薬の強い影響下（中枢神経抑制作用延長、増強）
3）エピネフリン投与中
4）フェノチアジン系化合物及びその類似化合物に対し過敏症
5）テルフェナジン又アステミゾール投与中（QT延長、心室性不正脈）
＜原則禁忌＞
皮質下部の脳障害（脳炎、脳腫瘍、頭部外傷後遺症等）の疑い（高熱反応→全身冷却又は解熱薬投与等処置）

アレルギー"のどの痛み"

【注意】
1）眠気等→運転注意2）制吐作用を有するため、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化することあり注意。

3）治療初期に起立性低血圧→減量等処置
4）治療中、原因不明の突然死の報告

【副作用】１）悪性症候群（無動緘黙、強度の筋強剛、臙下困難、頻脈、血圧変動、発汗等に引き続き発熱）→中止し、体冷却。水分補給等の全身管理とともに処置。

本症発症時には、白血球増加、血清CPK上昇、又ミオグロビン尿を伴う腎機能低下あり（高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、環境虚脱、脱水症状、急性腎不全へ移行し、死亡例報告）

障害と男性を食べる

２）突然死〔血圧降下、心電図異常（QT間隔延長、T波の平定化や逆転、二峰性T波ないしU波の出現等）につづく突然死の報告〕

QT部分に変化あれば中止（フェノチアジン系化合物投与中の心電図異常は、大量投与例に多いと報告）

３）麻痺性イレウス：（0.1%未満）〔（腸管麻痺食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満、弛緩及び腸内容物のうっ滞等）を来し麻痺性イレウスに移行〕中止。

この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあり注意。

４）遅発性ジスキネジア：（0.1〜5%未満）（長期投与：口周分等の不随意運動）→中止後も持続あり

５）眼障害（長期又は大量投与で角膜・水晶体の混濁、角膜の色素沈着）

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＜重大＞（類薬）
１）抗利尿ホルホン不適合分泌症候群：（0.1%未満）（低Na血症、低浸透圧血症、尿中Na排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害を伴う）→中止し、水分摂取制限等処置。

２）再生不良貧血〔他のフェノチアジン系化合物（クロプロマジン）で再生不良貧血の報告〕→減量又は中止。

３）SLE様症状〔他のフェノチアジン系化合物（クロプロマジン）でSLE様の報告〕

＜その他＞
精神神経〔不眠、頭痛、不安、興奮、易刺激〕